10月の宅地建物取引士試験まで、いよいよ残り1ヶ月。
この最終盤の時期多くの受験生が感じるのは、「本当にこのままで大丈夫だろうか」という孤独な焦燥感ではないでしょうか。
ラストスパートで驚異的な伸びを見せる人がいる一方で、不安に押しつぶされ、失速してしまう人もいます。
その差は、一体どこから生まれるのでしょう。
今回は、その答えを導き出すために、まずあなたが向き合うべき「本当の競争相手」についてお話しします。
そして私達はなぜ「宅建の試験に合格しなければならないのか?」を説明しますね。
合格率17.2%の「本当の意味」を読み解く
まず、公式に発表されている事実を確認しましょう。昨年度(令和5年度)の宅建試験の合格率は「17.2%」でした。これは、「実際に試験を受けた人(受験者)」のうち、合格した人の割合を示しています。
この数字だけを見ると、非常に厳しい戦いに思えます。
しかし、本当にそうでしょうか。
ここで注目すべきは、その分母である「受験者」の中身です。
この中には、万全の準備を整えてきた人もいれば、記念受験や会社の指示で仕方なく席に座っているだけの人も含まれています。
そもそも、試験に申し込んだ人のうち約2割にあたる5万人以上が、当日試験会場に来ないという事実があります。
この「本気度の低い層」は実際に試験を受けに来た人たちの中にも、同じように一定数存在すると考えるのが自然です。
では仮に受験者のうち3割が、準備不足のまま試験に臨んだ層だとしましょう。
その場合、本気で合格を目指す人たちの中での競争率はどうなるでしょうか。
もともとの合格者数は変わりませんから、
本気で対策をした受験者の中での「真の合格率」は約25%~30%にまで上昇すると私は考えています。(根拠はないですけど・・WW)
つまり、あなたが本当に戦うべき相手は、数字の上ほど多くはないのです。
あなたの本当の競争相手は、あなたと同じように「本気で合格したい」と願う限られたライバルたちです。
あなたを合格へ導く、専属の「パーソナルトレーナー」
目の前にある「宅建合格」という具体的な壁を乗り越えるために、私たちRE/MAX VALUE(倉敷オフィス)は、あなた専属の“パーソナルトレーナー”としての役割を担います。
私たちのトレーナーサポートは決して複雑なものではありません。
その核心は、「毎週、学習の進捗を私たちに報告する」という、たった一つのシンプルな行動に集約されます。
でもこの「報告」という行為こそが、孤独な自己管理の壁を打ち破り
合格を確実なものにするための、最も効果的な戦略なのです。
なぜ、一流のプロは「報告」を怠らないのか
少し、プロスポーツの世界を想像してみてください。
例えば世界で活躍する一流の野球選手。彼らはシーズンオフに、資金を投じて専属のトレーナーを雇います。
トレーナーとのセッションの根幹にあるのは、極めて詳細な報告です。
なぜなら、彼らは「誰かに報告する」という約束があるだけで、日々のトレーニングの質が劇的に変わることを知っているからです。トレーナーはその報告を基に客観的な視点から課題を抽出し、次の一手を提示します。
これは宅建試験のラストスパートにおいても全く同じです。
「報告するだけ」で、あなたの1ヶ月はこう変わる
あなたが毎週、私たちに学習進捗を報告すると、何が起こるでしょうか。
- 「やらざるを得ない」健全な強制力が生まれる 「今週はここまで進める」と宣言すれば、それはもう自分だけの約束ではありません。この健全な強制力が、自分への甘えを断ち切ります。
- 自分の現在地が、嫌でも客観視できる 報告のために記録をまとめると、学習の偏りや遅れが数字として明確に見えてきます。独学では見て見ぬふりをしてしまう弱点と、強制的に向き合えます。
- 最短ルートから、決して外れない 私たちはあなたの報告を基に、常に計画を軌道修正します。もう、ゴールまでの道筋に迷うことはありません。
なぜ、私たちは「宅建資格」にこだわるのか
しかし、私たちの目的が単にあなたを「宅建試験に合格させること」ではないことも、
改めてお伝えしなければなりません。
最初に明確にしておきたいのは、
宅建資格がなければエージェントの仕事ができない。というわけではないということです。
また宅建試験には、時に「受験者をふるいにかけるため」としか思えないような、
実務とはかけ離れた難問も出題されることが多くあるのもまた事実。
では、なぜそれでも私たちはこの資格にこだわるのでしょうか?
少し、想像してみてください。
あるエージェントがお客様の夢のマイホーム探しに何か月も寄り添ってきました。
資金計画の相談に乗り、無数の物件を案内し、ようやく理想の物件にたどり着きました。
お客様との間には、家族のような深い信頼関係が生まれています。
そして迎えたご契約の日。
人生で最も大きな買い物をする、晴れがましい瞬間です。
しかし、いよいよ契約書に署名捺印するというその最も重要な場面で、
担当であるはずのそのエージェントがおもむろに
「そっと」席を外し部屋の後ろの方で静かに控えるのです。
そして別の資格を持った担当者が現れて、法律的な説明を始める…。
いや!いいのですよ。(宅建がなくても)
ちゃんと重要事項の説明も終わったし、契約も無事にできたし・・・(宅建がなくても)
でも
お客様との信頼関係を一番築いてきた本人が、最後の最後で主役になれない。
その姿は、少しだけ、寂しく映らないでしょうか?
私たちが宅建資格にこだわるのは、これが不動産のプロとして、お客様の人生における最も重要な瞬間に
最初から最後まで、責任を持って立ち会うための「許可証」だからです。
お客様へのサービス向上とは、知識があることだけではありません
。最後の最後まで、お客様の一番近くで寄り添い続けるというその姿勢そのものだと私は考えています。
試験合格は、ゴールではありません。
それは、お客様から「ありがとう」と心から言われ、その人生のハイライトに責任を持って立ち会える、本物のプロフェッショナルになるための、本当の始まりなのです。
それでも
あなたはまた「そっと」席を外しますか?